骨粗しょう症
あまり知られていませんが、骨粗しょう症=命に関わる病気です。
私たちの骨は1年間の間におよそ40%が代謝によって入れ替わることが知られています。
骨の状態を決めるのは、骨密度と骨質の二つがあります。鉄筋コンクリートのビルに例えて考えると、骨密度はコンクリートの状態、骨質は鉄筋の状態と考えることができます。コンクリートが脆くなったり、古くなったりすればビルの強度が落ちますが、鉄筋の状態が錆びて劣化しても強度は悪くなります。劣化した鉄筋にコンクリートばかり塗り重ねても、強い建物とは言えないでしょう。
骨密度はカルシウムと関連し、骨密度測定によって状態を調べることができます。
若い世代の平均値と比較し、70%以下になると骨粗しょう症と呼ばれます。また骨の状態は骨密度だけではなく、骨質も大事になります。
例えば10代と80代の骨密度は同じようなレベルにありますが、10代の子供たちの骨は骨質のしなやかさが違います。骨質の劣化はコラーゲンの劣化と関連します。コラーゲンの劣化は生活習慣病と強い関係があります。生活習慣病や肥満があると骨質が低下することになるため、骨粗しょう症の治療では生活習慣病の治療も一緒に行う必要があります。
そこで骨粗しょう症を調べるときには、DEXA法というカルシウム密度を測定する方法と、コラーゲンの状態を考えて生活習慣病を調べることの2つが重要です。
骨粗しょう症の怖いところは、骨折するまで症状がないという点です。しかし一度骨折をすると、2ヶ所、3ヶ所と骨折が連鎖することがあります。何度も骨折をすることで、寝たきりに近づくなど、死亡リスクが高くなることが知られています。
しかし適切なお薬を使用することで骨粗しょう症の進行を抑え、骨の状態を改善させることができます。
加齢、運動不足、生活習慣病などがあり、骨密度が心配な方はしっかりとした骨粗しょう症治療を行いましょう。
当院では腰椎・大腿骨での骨密度測定と、生活習慣病外来で健康チェックを行い、患者さんに合わせた骨粗しょう症治療を提案します。
ロコモティブ・シンドローム(ロコモ)
いつまでも自分の足で歩くために
ロコモティブ・シンドロームとは
加齢に伴い“立つ”、 “歩く”、 “階段昇降”などの移動能力が低下した状態をいいます。進行すると日常生活に支障を来たし、介護が必要となります。いつまでも自分の足で歩くために、今なにをしたら良いかをしっかり考えましょう。
ロコモティブ・シンドロームが進行する原因
加齢、運動不足に加えて、骨粗しょう症、関節の変形、肥満や痩せすぎなど、様々な問題があります。
当院では「ロコモアドバイスドクター」が診察を行い、骨密度や生活習慣病のチェックも合わせて行います。最近外出がおっくうになった、移動が辛い、など思い当たることはありませんか?気になる方はロコモチェックを受けましょう。
- 診療科目
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- 整形外科
- 肩・ひざ・足の痛み
- 骨粗しょう症
- スポーツのけが
- 靴・インソール
- 子供のけが
- 再生医療・自費診療
- 一般整形外科診療
- リハビリテーション科
- 整形外科
- 住所
- 〒359-0037
埼玉県所沢市くすのき台3丁目18-2
マルナカビレッジ壱番館 2階 - アクセス
- 西武新宿線・西武池袋線「所沢駅」東口より徒歩3分
- 駐車場
- あり
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