手術実績

当院は近隣の病院と連携し、院長自身が責任を持って患者様の手術に対応しております。開院から3年間で院長が担当した手術件数は300件を超え、そのほとんどがスポーツ外傷の手術となっております。（以下参照）

膝の手術

手術件数のうち多くを占めるのは膝関節の手術です。特に膝前十字靭帯損傷と半月板損傷の手術が多くなっております。膝関節の靭帯手術が多い理由としては、膝靭帯損傷はリハビリだけで完治させることが難しい点にあります。特にスポーツ選手においては手術をすることで早期復帰とパフォーマンスアップにつながるという理由から、手術件数が多くなる傾向があります。
また最近では再生医療にも取り組んでおり、半月板や軟骨の手術と合わせて、より良い術後成績を追求しております。

足の手術

足の治療で当院を受診する患者様はたくさんおられますが、足首の捻挫や靭帯損傷はほとんどの場合、しっかりしたリハビリとトレーニングでスポーツや日常生活に復帰することができます。またアキレス腱断裂もほとんどのケースでは手術を必要としないでスポーツ復帰が可能です。その他、扁平足や外反母趾、足関節の変形などについても同様に、手術は第一選択ではなく、やはりリハビリと適切なインソール調整で対応することが可能です。
それでも手術が必要となる患者様については、しっかりと手術を行い、原因を完治させてからリハビリに繋げていくことで、早期復帰を目指していきます。

肩の手術

肩の治療の基本はリハビリとトレーニングとなりますが、腱板断裂や脱臼のように、一部手術が適切なケースもあります。当院では関節鏡を用いて小さな傷で手術をおこなっております。また五十肩の中には、関節受動術という治療で早期回復が可能です。長い期間肩の動きが制限され、リハビリだけではスムーズな回復が期待できない場合にはこちらを行います。

人工関節手術

当院では骨や関節の治療において、専門医と連携して人工関節手術も行っております。人工関節手術は術後のリハビリがとても大切です。手術だけをしてリハビリが不十分だと、術後成績もあまり良くならない、という患者様が多くなりますので、しっかりとした治療計画を立てることが重要です。